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飼主が許容できる範囲内の犬か?
ご相談をされてこられた方は、いままで、ご実家でも、自分自身でも犬を一度も飼育をしたことがない方が多いです。 ☆「ほかのご家庭のように、愛犬と共に過ごす 素晴らしい生活を送りたい!」 はじめて犬を飼育される方にとっては、いろいろな疑問や心配があると思います。私にはこの気持ちが別の分野ですがよく分かります。 それはパソコンの分野です。 20年ほど前の話しです。パソコンを買うのに、コンピューターに詳しい方に相談しました。なにを買えばいいのか全くわからなかったのです。典型的なPCオンチです。(笑) ヨドバシカメラまでついてきてくださることになり、ド素人としては、これで安心してパソコン選びが完了すると思っていました。 玄人:「スペックは?」 私 :「スペック?? スペックってなんですか?」 玄人:「・・・・・(私が玄人を凍りつかせた)」 玄人:「CPUは、どれぐらいを考えています?」 私 :「CPU・・・どれぐらいって、CPUってなに? どれぐらいって値段??」 玄人:「そんなことも知らないでパソコン買おうと思ってたの(ぶ然)」 私 :「あまりパソコンを知らない一般の人が使いやすい一般的なものはどれになりますか?(これを知りたかった訳です・・)」 玄人:「じゃあ、まずデスクトップか、ラップトッか教えてください。あと、ビット数。」 私 :「(氷のようにカキーーーーーンっと凍結)」 いま思うと笑い話ですが、その時は、本当に凍りつきました。 パソコンの相談が具体的であればカンタンです。 質問:「できるだけCPUの性能が高く、不要なソフトが付いていなくて、安いのは、どれがお勧めですか?」 玄人:「カスタマイズして注文できるデルとかお奨めです。他のメーカーだと故障率が高かったり、英語での発注となります。」 具体的な質問ができる人は、実はすでにかなり基本的な知識があります。 難しいのは、私のパソコン選びの時のように、見当すらついていないときだと思います。 長く色々な方からたくさんの相談を頂いて、「はじめて犬を飼おうとされている方の気持ち」は、分野は違いますが、これと同じような状況だと理解できました。 ですので、もし、このブログを犬の熟練者さんが読んでくださっていて、はじめて犬を飼いたいという人からのご質問を受けられたときは、そのあたりを配慮をいただいて意見を伝えていただくと より親切となる場合かもしれないと思います。 |
一番多い悩みは質問の返答
「ジャック・ラッセルテリアを飼いたいんですが、この犬種は、どうですか?」という具体的なご質問となります。 馬と並走してキツネ狩りをするために作り出された犬なので、ほかの犬よりかなり運動量が必要です。とても忠誠心が強く、飼主が穴に落ちてしまうと、ジャック・ラッセルテリアも一緒に穴に飛び込むぐらいの犬種です。 ジャックラッセルには主に2系統あり、狩りをするためのプロ用の犬種と、愛玩用の犬種があり、愛玩用の系統のほうが飼育しやすいと思います。といったように、 すぐに答えらえます。 だいぶ、説明のレベルや内容が違うのです。 はじめてでなくても、最初に飼育した時は、実家でなんとなく飼っていて、いざ自分で飼育すると決めたときに、ペットショップに行ったら、犬も、猫も、たくさんいて迷う…というような悩みもあるかもしれません。 犬に詳しい人に聞くと『何の犬種、どんな犬種が好きなんですか?』と聞かれるけど、毛の長いのがいいのか、大きいのがいいのか、まったくわからない。。。でも、犬との理想の生活がしたい。。。。という方は、今まで頂いた質問から考えるととても多い最初の悩みではないかと思います。 |
犬種安定性とは?
動物を専門に扱っている方は、動物が好きな人が周囲に多く、あまり聞かれることのないご意見ではないかと思います。 愛犬家にい向かって、わざわざ『私は2度と犬を飼わない、その理由は○○です。」という日本人は、まずいないと思います。 しかし、日本では、犬を飼育していないかたのほうが圧倒的に多いです。70%以上の人が犬を飼育されていないと思います。 私はそのことに疑問(不思議)を抱きました。そこで、犬を含めた動物を飼育されない理由を聞いてきました。26歳の時からはじめて、いままでで3,000人以上の方に理由を伺ったと思います。 犬を含めた動物を飼育されない理由の主なものは、下記のような内容でした。
などが多い回答でした。 そして、私が注目したのは、
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この3グループ8つの理由が主でした。
@〜Dは、犬の性格と躾けの問題です。
E〜Gは、病気の問題です。
私が、はじめての方の犬種選びにとてもこだわるのは、この@〜Gの問題について、ご存じでないことが多いからです。
そして、私は、この@〜Gの問題ができるだけ起きにくい犬種や性別をオススメしたいのです。
はじめて飼育した犬が、1〜3の問題を起こしたら、私が同じ立場であれば、犬を2度と飼いたくなくなるかもしれないです。
実は、これは、大問題と私は思うのです!!
たとえば、はじめて犬を飼う方が、テレビCMの影響で、白い北海道犬を飼育されたとすると、かなりの方が、リラックスして自由で楽しい犬との理想の生活は難しいかもしれません。
北海道犬はかわいい顔をしていますが、けっこう噛みつきます(笑)
最近の柴犬は、ブリーダーさんの努力でかなり性格の良い子が増えてきましたが、日本犬はクマを仕留めたり、イノシシなどを狩る危険な猟に使用されてきた歴史も持つので、気性のとても激しい子がある一定の割合で生まれるのです。
日本犬で、気性の激しい子が、たまたま、はじめて犬を飼育した家庭に来た場合、大変なことが起きたりしないでしょうか?
このように、問題となるのは、ひとつの犬種のなかで生じる(悪い?)バラつきです。
(生物学的には個体のバラつきは遺伝子多様性を持つこととイコールですので適した特性です。しかし、人がある目的で犬を飼育するとき、人が犬に求める適性からひどくハズれた個体の発生頻度が高いと、問題となります。)
これを、私はカンタンに「犬種安定性」と呼んでいます。
問題になるのは、主に次の3つです。
飼育に問題なのは性格と病気
その特質が、ときどき現れて、飼育しにくい個体と出会う場合がある犬種が、ポメラニアン以下の4〜9位ぐらいに集中しています。 <重大な病気>
はじめての犬選びも、ここまで読んできていただくと、かなり知識が積みあがったのではないでしょうか(笑)。 世界には、800種類以上の犬種があり、300種類もの公認犬種が認定されています。 ですが、シベリアンハスキーが悪い犬ではないことは明らかです。広い庭と涼しい環境があればシベリアンハスキーは活発で、元気な犬です。オオカミを思わせる端整な顔とブルーの瞳はとても魅力的ですネ。そして、一部の愛好家がシベリアンハスキーの血統を守っています。 また、機会があったら書きたいと思いますが、実は、いま世界で、多くの優良犬種が絶滅したり、絶滅の危機にあります。 世界がグローバル化して、一部の犬種に人気が集中することにより、顧みられなくなった犬種が次々に消滅してます。 |
自分にあった愛犬道を
ここで、皆さんに質問です(∩_∩) マツケンとか、緒方拳とかナシですよ。(笑) 最初にあがるのが、柴犬 でしょうか。
日本の各地方で、それぞれの地域の固有犬がいました。 秋田犬、甲斐犬、紀州犬、四国犬、北海道犬、川上犬、保科犬、戸隠犬、美濃柴、因幡犬 柴犬 以外は、すべて土地の名前が付いていますネ。 柴犬は、減少した日本犬を絶滅から守るために四国と島根の地域犬が長野県で改良された犬種です。そのようないきさつから柴犬だけ地域名が付いていません。 戦後の食糧危機と、ジステンパーという感染症により日本犬は激減し、その後の洋犬ブームで、40種いた日本犬はすでに半分が絶滅しました。天然記念物に指定されている6犬種以外は、絶滅の危機にあります。 最初の入り口としては、犬の素晴らしさをだれもが実感できる犬種から入っていただき、そこから、のちのち、自分の個性にあった、または、絶滅の危険のある個体数の少ない犬種もあわせて飼育していただくのも「愛犬道」だと思います。 過去には不要と思われても、重要性が見直されるということは頻繁に起きています。 たとえば、素晴らしい犬種であるゴールデン・レトリバーやラブラドール・レトリバーですが、実は、このベースとなったニューファンドランド犬は血統断絶の危機に何度も追い込まれています。 もし、ニューファンドランド犬が絶滅していたとしたら、いま、ゴールデンレトリバーもラブラドールレトリバーも存在していなかったことでしょう。 ニューファンドランド犬は、カナダで誕生しましたがその地で絶滅の危機に遭います。しかし、この犬種をイギリス人が守るのです。そして、イギリスの地で絶えそうになったときに、アメリカ人がこの犬種を守りました。素晴らしい話ですよね。 このように犬種の多様性は宝です。 はじめての方も、のちのちには、さまざまな個性的な犬種の飼育に挑戦していただければと願っています。 アメブロのなかでもさまざまな珍しい犬種を飼育されておられる方いらっしゃいます。そういう方が、犬の多様性や、血統を守っておられる方です。 私はそういう方のブログを拝見するのが大好きです。 どうか、みなさんも、変わった犬種を飼育されておられるブログの読者になってください。ここから最初の犬種保護の応援という第一歩がはじめられると思います。 |


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