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犬グループと猫グループの戦い!?
しかし、普通の草食動物と異なります。 1つ目は、広葉植物を好んで食べる草食動物です。このタイプは主に森林に住んでいました。森林の豊富な植物を食べていた草食動物です。ウマ科は中心的な草食動物として繁栄しますが、そのほとんどが絶滅しています。生き残っているのは、ウマ、ロバ、シマウマなどの仲間のみとなっています。 ここで、ピンときた方がいらしゃるかもしれません。 昔、森林が寒冷化により、大きく減少します。そのときに、森に住み続けることができたのがネコ科グループでした。 進化は複雑に入り組んでいますので、細かな部分は削りますが、大きな方向として、森林の草食動物を食べていたのがネコ科グループです。その後の草原の拡大で、ライオン、チーターなどは草原での狩りに移行してゆきます。生き残ったウマ科のウマ・ロバ・シマウマなども同様に草原に適応できた数少ない森林草食動物です。 2つ目は、イネ科植物を好んで食べる草食動物です。 <広葉植物を食べる草食動物> 芽が出た時に双葉の芽を出す広葉植物は、葉が柔らかくて、蛋白質も多く消化がしやすいのです。ですが、多くの種が「アルカロイド」という毒で身を守っています。 この手の植物を食べていた草食動物は、柔らかくて蛋白質などの栄養も豊富な植物を、解毒能力で無害化して食物とする方向性を主としています。 この方向で繁栄した草食動物の代表は、ウマ、ゾウ、マンモスなどと言われています。 <イネ科植物を食べる草食動物> 一方、イネ科植物は、硬く、低栄養な植物です。ですが、物理的防御で毒はほとんど持っていません。 ですが、栄養価の高い広葉植物を摂っていた草食動物がイネ科植物を食べても、効率的な栄養摂取が難しいのです。 近年の研究では、マンモスは広葉植物を主食とする草食動物でしたが、その広葉植物がイネ科に駆逐されたことが絶滅の引き金になったという有力な説が提示されています。 この低栄養で、物理的な消化が難しいイネ科植物を食糧にできるように進化したのが、反芻動物(鹿、牛、ヤギ、ヒツジの仲間)です。 話しが難しくなりましたが、鹿を中心とした反芻(はんすう)草食動物と、その他の草食動物は、食べる草が根本的に異なるということです。 この肉食動物を支える草食動物の違いかわかると、オオカミ、そして、犬の食性の秘密がわかって来ます。(⇒次の記事へつづく) ![]() |
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