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医学のゴールはどこでしょうか?
みなさんは、医学のゴールを考えられたことはございますか!? 医療家であっても、このゴール(目標)は、異なります。かなり異なります。人の医療は、おそらく(無意識かもしれませんが)不老不死を目指しているのではないかと思います。最近は少し風向きが変わっていますが、つい最近までは、どんなことがあっても徹底した「延命治療」のみが許されていました。 私は、いろいろな生物をみていると、進化の過程で、寿命に制限をかけたのは生命そのものではないかと考えています。生命はもともと無限の命を持ちます。古い生命の「細菌」などは、子供を産んで、自分が年老いて死ぬのではなく、自分が2つに分かれて(分裂)、無限に生き続けます。 昔に誕生した生命ほどその特質を残していて、魚や爬虫類は古いタイプのものほど長く生き、巨大化していきます(シーラカンス、ニシキヘビなど)。 そのため、現在繁栄している生命の多くが、恐竜などと異なり、寿命の上限を設けているように思います。 このことから、私は、犬や猫や人でも、長く生きてくれることは嬉しいですが、永遠の生命よりは、適切な限度を持った長寿と、その間の健康を保つことが、医学のゴールだと信じます。 重要なことは、寿命が保たれた期間「健康である」ということ人でいえば、120歳ぐらいが寿命のゴールではないかと思います。しかし、単に長生きするのは意味がなく、重要なことは、寿命が保たれた期間、「健康である」ということだと思います。寝たきり、ボケ(認知症)でいくら長生きしても意味ないじゃないですか!? 犬も、猫も、同じではないかと思います。 現段階では、ます人であれば80歳(男性80、女性84歳ぐらい)が平均寿命ですので、その間、健康でいられることを最初に目指すべきではないかと思います(人が健康でいられる健康寿命は、男女ともにおよそ70歳です。このことは、介護や寝たきりなどの期間が、10〜13年老年期に襲うことを意味します。こんなんで、いいんでしょうか? 私は承服しがたい想いがあります。) ワンちゃんや、ネコちゃんも同じではないかと思います。 みなさまは、どうお感じになられましたでしょうか? |
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