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ダックスフンドの魅力と奥深さ
ダックスフンドは魅力的で、かつ、とてもバラエティに富む犬種です。 それぞれの犬種により、他の犬種と異なるまったく別の魅力があります。ですので、人生の中でできるだけたくさんの犬、犬種を飼育したいものです。 人生を無駄にしているようで、すごくもったいないのですよ〜。 (私だけかな?) 私たちは1匹ずつ飼育していると、人生で1%の犬種も飼育できないのです。世界には、こんなに素晴らしい犬たちがこんなにたくさんいるのに、さみしすぎますよね〜〜〜。 そして、ダックスフンドのような魅力的な犬種は、ずっと一生 飼い続けたいですよね。 幸いなことに、ダックスフンドは、集団飼い、複数飼いが比較的しやすい犬種です。しかも、性格が飛び抜けて良い子が多く、周囲への気遣いをよくしてくれる犬種です。 とても協調性があり、フレンドリーです。(ミニチュアやカニンヘンのなかには家族以外には臆病な子もいます) ルーツを探ってみましょう!! |
ルーツを知ると魅力がわかる
このような愛くるしい犬種のダックスフンドですが、猟犬として正統な家系の生れです(^○^)。
ルーツを探ってみましょう!!
<先祖犬は、ジュラ・ハウンド>
@ スイスのジュラ山岳地方のジュラハウンドが先祖犬
A ジュラハウンド:シカ、ノウサギ、キツネ狩り
B 古代エジプトの壁画にダックスと酷似の犬が彫られている
C ナイル河周辺よりフェニキア人がローマ帝国に持ち込みスイスに来た
ダックスフンドは、古い古い歴史を持つジュラハウンドをベースに作られた犬なのです。 ですので、ときどきダックスフンドなのに、ジュラハウンドに似た個体が生まれたりします。 このことを知っていると、その特徴から神秘的な魅力が感じられると思います。
ジュラハウンドの特徴を多く持つ子は、やや動物性蛋白質(お肉)を多く与えてあげると、体調を維持しやすいと思います。
<12世紀ごろのダックスフンド> |
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<16世紀からの改良> |
さらに、ミニチュア・フレンチポインター、ピンシャー、スパニエル系犬種、ストベルフンドの特徴が+プラスされます。 |
<19世紀の終わりごろの改良> |
ダックスフンドの魅力的な背中の曲線は、ダンディ・テリアととても似ていると思います。 このように深く犬種の流れを知ると、ダックスの魅力の源流がさらに知りたくなり、「ダンディ・ディモント・テリア」が飼いたくなる方もでてくるかもしれませんネ。 たぶん、ダックスフンドと、ディモントテリアの飼育は、とても楽しく輝く日常生活となりそうな気がいたします!! |
<1910年〜の改良> |
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この3犬種が、かなり性格がそれぞれ違うのは、ルーツが違うからです!!
パピヨンは、明るく、快活な犬種です。チワワのロングの毛を持つ子もパピヨンが影響しています。 この快活な性格が特に好きな方は、パピヨンを2匹目の家族として招かれてもいいかもしれません。
いままで、ダックスフンドが好きだったけれど、そのダックスの魅力の自分は、いったい何を愛しているのだろう・・・と、感じられるかたもいらしゃるかもしれません。
シュナウザーの魅力なのか、パピヨンの魅力なのか、12世紀のダックスの魅力なのか、それとも、むかしむかしのジュラハウンドを愛しているのか???
そして、ダックスは、これらの多くの魅力を1匹の子が持ち合わせています。
ダックスフンドのケアと弱点
<唯一の弱点> |
残念ながら、ダックスフンドにも欠点があります。それは、椎間板ヘルニアなどの重い病気の発症率が高いことです。 ヘルニアや他の骨格疾患で、寝たきり、下半身不随などが他の犬より高い頻度で起きます。その他の難しい病気も多いように思います。このような疾患にあたってしまった飼主さんはつらいです。 しかし、このような弱点がありながら、日本で長く愛され続けトップ3に入り続けていることが、ダックスの底知れない魅力を意味していると思います。 驚くことですが、重い病気にかかり介護ののちに看取られた飼主さんのかなりの方が、次もダックスフンドを飼育すると話されるのです。 なんと驚異的な犬なのでしょう!! |
<ケアのポイント>
猟犬の遺伝がとても強い犬種ですので、穀物の消化に高い適性を持った愛玩犬とは一線を画すると思います。
一匹の小さなダックスフンドは、長い長い旅を経て、いま、みなさんのご家庭にいます。 奇跡を感じますね(∩_∩)!! |
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