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無知が招く不幸??
野菜はだいたい毒を持ちます。 たとえば、ホウレンソウを食べると、歯に膜がはったような感じがしますよね。あれは、『シュウ酸(蓚酸)』という物質です。 日本食では、このホウレンソウのシュウ酸を歯に付着させないよう、そして、腸管から吸収させないため、カルシウムが多いカツオ節やしらすとシュウ酸を結合させ、体内にシュウ酸が吸収されないよう工夫されています。 じゃあ、そのシュウ酸って、悪いの? 悪いです!! シュウ酸は、犬の病気としては多い結石を起こす大きな原因の一つです。犬には、結石という疾患が多発しています。 結石がマレな病気であればあまり心配しませんが、犬猫には多発する疾患です。このことは、動物病院やペットショップに行くと、病気の治療用のフードで販売されていることからもわかります。 少し詳しくご存知の方は、犬に結石が多いのは事実ですが、それはストルバイト結石で、シュウ酸が主成分のは、それほど多くはないですようね!??? しかし、いま、シュウ酸結石が増えているのです。 米国ミネソタ大学 獣医学部が収集したデーターに基づくと、 このように、シュウ酸結石は、結石の中で最も多いタイプの一つとご理解いただけるかと思います。以前はストルバイト結石が圧倒的に多いといわれていましたが、この10年余りでシュウ酸結石の急増がネルソン編集の獣医学テキストでも報告されています。 では、結石は、そんなに多い病気なのでしょうか? 大きな病気といえば手術ですが、犬の手術が行われる代表的なものは、 |
シュウ酸結石
犬には結石が多く、シュウ酸結石が増えている。 あれ!?? キャベツに関係ない?? それが、関係あります!! 主な野菜の「シュウ酸」含有量(100g中) ホウレンソウを多量に、または、毎日与えられる人は少ないと思います。ですが、キャベツはたくさん、または、毎日与えらる人は多いかもしれませんね。 もっとも手軽な野菜だからです! アメリカでは、最近急増しているシュウ酸結石は、食事からのシュウ酸の摂取増加(野菜や草)を指摘しています。 でも、野菜は、血液や尿をアルカリにして、健康にいいんです! たしかに。
ですが、それは人間の話しですよね。人間はそうだと思います。 犬は、野菜や穀類などで「アルカリ尿」となると、もう一つの大きな結石タイプである 「ストルバイト結石症」 が起こります。 それが頻発するため、最近のドッグフードには、尿を酸性に保つようにメチオニンという成分がわざわざ配合されています。 最近のドッグフードは、肉が少なく穀類が多いためアルカリ尿となってしまうからです。 また、人と犬とは免疫系が異なるため、犬は尿がアルカリ性になると、十分に有害菌が殺せなくなり(免疫の弱体)、膀胱炎、腎炎などを起こしやすくなるという指摘もあります。 アルカリ尿で健康が保てる人とは、真逆 なのです。 動物性たんぱく質をとると、尿は酸性となり、犬にとっては理想的な状態となります。このことは、犬の健康にとりある一定以上の肉の摂取が必要ということを意味していると考えられます。 |
手作り食に”キャベツ”はダメ!トッピングもダメ!! | |
キャベツ有用か、毒か? | |
キャベツの毒=シュウ酸とアルカリ化= |
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