獣医師・宿南章の愛情ごはん療法食
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緊急性を要する場合の現代薬、西洋医学

私がこれまで診察してきたワンちゃんの多くは、原因が食事によるものでした。
すでに現代薬(西洋薬)、西洋医学で治療を受け、病院をいくつも回ってきたけれどもなかなか改善しない。

特にアレルギー性のもの、慢性疾患など。
そして、多くのペットに栄養欠乏の症状がみられるのです。 

ペットには自分で食事を選べない、飼い主さんが与えるフードを食べるしかないという状態ですので、これによって栄養欠乏になりやすいのです。 

原材料の粗悪なフード、酸化・酸敗したフードなどを与えられ続ければ、酸化にあまり免疫のないワンちゃんたちは徐々に体調を崩してしまいます。 

もちろん、現代薬や西洋医学での治療が必要な場合はあります。例えば、緊急性を要する場合などです。

時間をかけてしっかり治療したいときの「自然療法」

それに比べ、食事による自然療法は、現代薬のような瞬間的な効き目がないのでしっかりと時間をかけて治療をしていく必要があります。 

西洋薬の最大の欠点は、瞬間的な効果が強いので、副作用や抗生物質に代表されるように、使用し続けていると効果がなくなってしまうことです。 

私がこれまで治療してきた方法の多くは、食事の改善です。
必須栄養素と薬草療法による治療です。 

この組み合わせが一番効果があります。

肉食動物が本当に必要としているのは?

犬はもともと野生で動物を捕まえて食べていた肉食動物です。

肉食動物なので肉ばかりを食べていたかと勘違いされる方もいらっしゃいますが、多くの肉食動物は捕まえた草食動物の胃腸に入っている草や木の実、樹木などの植物成分を肉と共にとっているのです。

これは、肉食動物が体内で必要な植物成分をほとんど生成できないためです。 

必須の栄養素と共に、薬草(植物成分)を用いることは、自然治癒能力や、免疫力を良くするうえでとても効果的なのです。

肉食動物が本当に必要としているのは?

そして、これまでの治療の経験などから私が行きついた集大成が「「麹鹿入膳①」(きくかいぜんわん)」というドッグフードです。

このフードは犬の祖先がオオカミというところから、オオカミが食べていた鹿肉をはじめ、愛犬の生命力を呼び覚ます10の厳選食材を使用しています。 

このフードをまずは3か月食べさせてみてください。おそらく、飼い主様が驚くほどの改善がみられるかと思います。







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