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肥満、太りすぎの対処法1
愛犬の太りすぎについて、多くの方がお悩みをお持ちになられていると思います。 たとえば、最近、流行のジャック・ラッセル・テリアでいえば、大きさや、横幅にかなりの個体差があります。小さい子は2kgぐらい、大きい子は15kgになったりします。 このあたりを一定にしようとする努力が、血統制度や品評会制度です。 犬種ごとの特質や歴史があります。 数多くの品種の形質が混ざっているダックスフンドなどでもよく起こります。 このように、みさまさが飼育されている愛犬は、電気製品や衣服のような規格品ではなく、本当に人の子供と同じように(いえ、それよりはるかに大きな)、個性や肉体的な特徴がそれぞれの子に特徴があります。 |
ダイエットは簡単なものではないと思うこと
食事の量は、その子にあったカスタム調整をする典型で、フード給仕量の調整は、とても大切です。ですが、一般的には手間のかかる知識なので、十分に伝えられずに終わっていることがあると思います。 子犬のころに、フードが足らない経験をした子は、その後、大人になったあともそのような経験がもとで、必要以上に食べようとします。また、初期に栄養が不足すると飢餓に対応するため代謝が低下して、のちのち太りやすくなります。 肥満や太りすぎの調整が難しいのは、このような色々な側面の考慮が必要だからです。 ですが、知的に、賢く対処することで、愛犬の太りすぎや、肥満を解消しやすくできます。(私の写真を見ていただいて現在45歳ですが、そんなに太っているようには見えないと思います。コツがあるのです(笑) 前置きが長くなりましたが、なにか単純で、魔法の方法を盲信的に信じて実践すればOKという内容ではありません。そういうマジック的な手法を私は好みませんし、お伝えするつもりもありません。 ここでは、犬の進化や特徴に合わせた合理的な方法を求めていく、少しプロに近いワンランク上の実践法や知識をお伝えします。 食事シュパット法今日の方法は 食事シュパット法 です。 たとえば、夜に仮に100gのフードを与えておられる場合、これを「シュパッと」2つに分けていただきます。 いつも7時に家族と一緒のタイミングに食事をもらっている子であれば、そのときに100g全量与えるのではなく、半分の50gだけ与えます。 シュッパッと半分に割った量をまず与えます!! そして、人が食事を食べ終わった頃に、残っている半分を与えます。 いままで、食事100gを→シュパット割って 犬は、祖先であるオオカミの時代、そして、人と暮らしだした人間共同体の時代も、飢えと戦ってきました。 特に、ヨーロッパ大陸は、海流の関係で、急激な気候変動を起こしやすい環境です。そのため、人も繰り返し飢餓や餓死を経験しています。同じ環境で暮らしていた犬はもっと過酷であったと思われます。 私たちでも、食事の前に、お菓子などをツマむと、食事が食べられない、食欲が湧かないということが起きると思います。 また、人でも早食いはいろいろな面から考えて、改善が奨められます。これは、食事のはじめに食べたものが血液中に増えるのにおよそ30分かかることなどが理由の一つとなっています。 食べたものが、30分経過すると、血糖が上昇し、満腹中枢を刺激します。犬は、満腹中枢の刺激を工夫しないと、うまく作用しない子が多いです。このようにスパット法を使用して、血糖を上昇させてたあとに、残りの食事を与えるようにします。 |
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